富士山のあらたな名物グルメを!ということで4回に渡って開催されている、環富士山名物グルメグランプリの動画コンテスト。このメンバーから、リアルに楽しむことができるグルメフェスティバルが10月14日に開催されます。
ぜひ多くの方にご来場頂きたいです。
名物。昔からあるものもあれば、新たに創造したものもあります。
近隣で有名かつ対象的なものだと
◆歴史あるグルメ:富士宮やきそば・・・戦後からあるものを、リブランディングして地域おこしに活用。
◆創造したグルメ:富士つけナポリタン・・・TV番組の企画をきっかけに、まちおこしの機運が高まり活用。
といったものがありますね。何かと比較にさらされるのですが、どちらがいいもわるいもなく
「人の心ないし胃袋をしっかり掴んで離さないこと」「富士宮と言えば?」「富士と言えば?」と聞かれた時に真っ先に名前が出てくれば良いのだと思っています。
歴史の長短も言われますが、富士宮やきそばも、戦後に誕生したばかりの頃は、ぽっと出のアイディアメニュー(当時は単にやきそばと言われた)だったわけです。つけナポリタンも、2008年に登場以来なんやかんやで15年、歴史が生まれ始めてきています。今後続いていくかどうかは、消費者次第でもあると同時に、お店側も「メニューに常時取り入れたい」または小売店や量販店でも「郷土品・土産品として常に商品を取り扱いたい」という存在になる必要があります。
生産高は多いし、名物なのに価格や調理の手間・リスクが折り合わず一般の店先や飲食店にメニューが並びにくい富士宮にじますのように、隠れた名物になってしまっては真の名物グルメにはなれません。
環富士山名物グルメグランプリのラインナップは、どれも素晴らしい、おいしい、楽しい名物グルメが色々目白押し。ただ、上記の観点で言えば、さらに一歩踏み込んだPR、販売網・戦略の考案、そして一般消費者の心と胃袋へのアプローチが重要になってきます。